穴ぐらダイアリー

読んで字の如く。

束の間の・・・

 
今月から毎日13〜15時間ワーク&休日出勤(仕込み)💀

奇跡的なエアスポットで早く帰れた今夜😂😂😂‼️
久しぶりの家キッチンにてセルフ立ち飲み屋絶賛開店中(夫出張中)🍺🍶🥃🍷

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頑張れじゃない、
踏ん張れ、自分。

プレオープン

新しいカフェ「游椿」(ゆうちん)で三日間のプレオープンが終わった。


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ここまでがまずきつかった。いまさら止めたいと弱気になったりも。
でもとりあえずいまは、終わりよければすべてよし。
これからが本番だ。
数日おいて微調整してから、大安の日を選んでグランドオープンへ。

ひとまず報告です。
ひっそり覗いてくださっている方々、いつもありがとうございます🙏✨

ご意見

10月に開所する福祉施設で開くカフェの準備に追われている。

もう時間がないとなってから、やっと決定してゆく事ばかり、焦りや不安はキリがないけど、とにかく未決定事項をひとつずつ減らしてゆくしかない。

カフェで出すケーキなどの試作もしている。といっても、私のお菓子は焼きっぱなしのオヤツ風なものばかりなんだけど。
一緒に働いてくれることになった方と打ち合わせした時、おからを使ったガトーショコラを渡した。
すると召し上がった80代のお母さんが「食べたあとが軽くて後口が良い」と仰ったそうだ。
「最近はチョコ系のケーキは残してしまうけど、ペロッと食べてしまった」
とのご報告をメールでもらって、思わずガッツポーズ✊


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看板のデザインをお願いした友人(農家の嫁兼陶芸家)にも渡したら、自作の器に楽しむ様子を送ってくれた。
なるほど、カット面を横倒しに置くだけで、素朴極まりないケーキがなんかかっこよく見える。木瓜の花の意匠のステキな皿だからこそ引き立つのかもしれないけど。
クリームの盛り方といい、他の人が何気なくやっていることや素直な感想に、沢山のヒントを貰える。

そんな嬉しい感想や笑顔が、お客様から自然に溢れるようなものが出したい。
頑張ろう❗️

心の旅

気軽に知らない土地を旅することもなかなか出来なくなったけれど、

撮りためた画像を見てみると、色んな場所で食べたものや風景、交わした会話や空気がよみがえる。

目に見えるようにありありと、とか舌先に記憶がとかいうほど、それらは鮮明でもない。

でも、そうしたはっきりしない部分や繋がらない場面、自分のなかで勝手に良いように脚色された記憶を含めて、「ああ楽しかった。行って良かったなあ」と自分だけのいい気分に浸れるのが、振り返る旅の楽しさだとふと思った。

四年ほど前の初秋に訪ねた、長野県松本市で食べたもの。

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いつの日にか再訪してあの蕎麦屋さんで、時価の自家製漬けものを注文したい。

近況

久しぶりにブログを覗きにきた。もちろん何も変わりはない。

五月に自宅でひとり営業していたカフェを閉めた。
コロナ禍にかこつけて休業の案内を出し、そのままひっそりとフェードアウト。
途中で閉めて他の仕事をしたり、よその土地に住んだり、色んなことはありながらなんだかんだで約15年経っていた。

お店を閉めたことに全く後悔はしていない。むしろこの夏でついに大台を越える自分にとって、あらたなスタートをきるような思いでいる。

私はいま、秋から別の場所で始める新しいお店の準備兼、ロングバケーション中だ。
以前のように旅に出たりは出来ないが、うちに居て本や趣味を通じて楽しみを満喫している。色んなことをじっくり考えたり、逆に何もせずに過ごしたり。店が始まればなかなかそんな余裕はなくなるだろうから、いまが本当に有意義な夏休みだと思う。

これまでしてきた経験の積み重ね、沢山の機会と縁に恵まれたことに感謝しながら、これから先の仕事や生き方に活かしていきたい。
支えて下さったお客様および友人の皆様には、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
あと、家族の理解と支えなくしては今はなかった。心からありがとう。これからもよろしくお願いします。


話は変わり、熱海の災害には胸が痛む。お休みの日の昼前ならば、多くのひとが自宅で過ごしていたのではと思うと堪らない気持ちになる。
ひとりでも多くの人命が救われますように。また、捜索や救助にあたっている方々の二次災害、二次被害など起こりませんように。
祈念するしかないが、ひたすらそれだけを祈ります。



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いるか岬

久しぶりに来てみた。


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小学生の頃、父とふたりで海岸線をドライブした。海沿いの急斜面には別荘や民家のある丘があり、くねくね曲がった坂道を行き止まりまで上がったところに、風見鶏という喫茶店があった。
当時すでに潮や太陽に晒されて色の褪せた赤い三角屋根のお店に入って、何か飲むか食べるかした。
何を注文したかは記憶にない。
ただ、窓からの景色は絶景で、晴れているのに風が地上より激しく吹き荒れていた。
ずっと先の海上で、渦を巻くような雲の巨大なかたまりがあり、なぜかピンク色をしていた。
父が、台風が近づいてるんだよと言ったことを覚えている。

それから何年も経って、従姉から貰ったユーミンのダビングテープのなかに、『海を見ていた午後』という歌があった。
スローテンポで過ぎた夏の日の恋をひとり思い出す女性のモノローグ。

父との思い出は、この歌のようにセピア色がかってどこか物憂く、優しくてせつない。


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